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小さな旅行会社が宝塚観劇企画をスタートした経緯

2026.02.24(Tue)

コロナ禍の2021年6月2日、私の人生は動きました

2021年6月2日、水曜日。

コロナ禍のさなかでした。

花組さんの「アウグストゥス」「Cool Beast!!」。

かわいい姪っ子が行けなくなり、母と観劇することになりました。
2階席でした。

あの日が、私と宝塚の出会いです。

三世代にわたり宝塚が大好きな家族の中で、私は仕事人間でした。

私ひとりだけが無縁でした。

ただ、一度くらい観てみたいな、という気持ちはずっと心のどこかにありました。

海が好きでダイビングのインストラクターとして働き、
旅行が好きで旅行会社に入り、会社を設立しました。

好きなことを仕事にしてきた人生です。

でもこの日まで、宝塚はまだ私の人生には登場していませんでした。

 

旅行会社にとって、あまりにも厳しい時期でした

コロナ禍で旅行会社は大きな打撃を受けました。

仲間の旅行会社が倒産していく。
明日が見えない現実。

経営者として強くいなければならない立場でしたが、
本当は不安でした。怖かった。

社員を守れるのか。
会社は続けられるのか。

心が折れそうな日もありました。

 

「なんて素晴らしい世界!」と思いました

幕が上がった瞬間、
「こんなに歌って踊るのか」と圧倒されました。

お芝居の迫力。
そしてショーへ。

あの大階段。

男役さんと娘役さんが斜めに移動するあの瞬間。
光を浴び、音楽に乗り、完璧に動く姿。

鳥肌が立ちました。

客席の明かりが落ちた瞬間、
胸の奥に溜まっていたものが一気に込み上げました。

心から思いました。

「なんて素晴らしい世界!」

そして同時に、

「落ち込んでいる場合じゃない!」

宝塚は、私を立て直してくれました。

コロナ禍の大変な時に、これだけ練習されてタカラジェンヌのみなさんが素晴らしい世界をファンのみなさんに
お見せするために、頑張っている姿を想像するだけで
私の悩みなんて・・・自分が恥ずかしくなりました。

 

宝塚は、私の“心の立て直し方”になりました

それからあっという間にのめり込み、宝塚は生活の一部になりました。

落ち込んだとき。
嫌なことがあったとき。
前を向かなければならないとき。

宝塚を観ると、不思議と背筋が伸びます。

もし今、少しでも心が疲れている方がいらしたら、
宝塚はきっと力をくれると、私は思っています。

あのとき、私は救われる側でした。

 

だから今、届ける側になりたい

好きな海を仕事にしてきました。
好きな旅行を仕事にしてきました。

そして今、
それほど人生を注ぎ込んでもいいと思えるほど好きなものができました。

宝塚です。

だから今度は、広めたい。
あの感動を、分かち合いたい。

あのとき、私はただの観客でした。
でも今は、その感動を届ける側になりたいと思っています。

 

立ち上げたばかりの観劇企画に、心からの感謝を

立ち上げたばかりの観劇企画。

小さな旅行会社の、手作り感満載のインスタやホームページ。

それでも抽選に応募してくださった皆さま。

本当にありがとうございます。

立ち上げたばかりの観劇企画にお申し込みくださったこと。
そのお気持ちに、心から感謝しています。

安心してご参加いただけるよう、
誠実に準備を重ねています。

これから徐々に、
もっと快適に応募していただけるページへと整えていきます。

皆さまのご意見も伺いながら、一緒に育てていけたら嬉しいです。

 

2階席から始まった、私の第二の人生

ファン歴も観劇会の歴も、まだ浅いエイキュー・トラベルです。

でも、これから成長します。

宝塚に救われた私が、
今度は誰かの背中をそっと押せる存在になれたら。

あの日の姪っ子の代わりに行った2階席が、
私の第二の人生の始まりでした。

どうか、これからも見守ってください。

 

エイキュー・トラベル株式会社
代表取締役 八十島 亜由子